西原&順也くんシリーズのブログです。 <登場人物> 西原 優希(さいばら ゆうき)日仏クォーター、才色兼備な中学2年の14歳。幼馴染の順也が大好き。 /鳳 順也(おおとり じゅんや)ちょっと小さいけれど、剣道チャンピオンのやっぱり14歳。綺麗で優しい西原が大好き。
―――工程2・測定針の消毒

「凄く黄色くなったぞ、落ちるのか?」
 俺は見事に黄色く染まった自分の身体を見て不安になってしまう。
「三日位で次第に落ちるそうだから大丈夫、もし万一黄色いままでも、俺はジュンヤを愛してるよ」
 でも、そう言ったユウキが優しくチュッとホッペタにキスしてくれたので、直ぐにその不安は何処かに消えてしまった。
 ユウキが好きでいてくれるなら、黄色いままでもいいかなぁ?
 何時も優しく俺を見てくれるユウキの瞳が、今日はもっと優しいので、何だか物凄く幸せな気分になって、俺はそんな事を考えながら「ホゥ・・」と溜息をつく。

 カチッカチッ・・・・
 でも、そんな幸せな気分も、ケント君が火打石で器用にアルコールランプに火を点ける音で、かき消されてしまった。
 音の方をした方を見ると、ケント君が点したアルコールランプの火に、リィンさんがピンセットで摘んだ、長い針の様なモノをかざしている。
『検査針』
 昨日、ユウキが教えてくれたので、俺はその針の名前を知っていた。
 これから、その針を俺の雄の印の先から挿入して、その中がどうなっているのか詳しく検査するらしいのだ。
 ユラユラと揺れる蒼いランプの炎にかざされて、ピンセットで摘まれた針が真っ赤に焼けて、恐ろしい色に色づいていく。
 想像していた以上に長くて太い針。
 これからあれが自分の中にと思うと、ユウキの為に我慢しなきゃと分かっていても、俺の身体は、押さえようも無くガタガタと震えだしてしまうのだった。
「消毒の為に焼いているだけで、使うときはちゃんと冷やしますから安心してください」
 ジット針を見ている俺に向けて、リィンさんは優しく説明してくれたけれど、心配そうに抱き締めてくれるユウキの腕の中で、身体の震えはなかなか収まらなかった。



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2008.06.30(23:00)|LOVE RINGコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
「俺・・下手くそだったか?」
 時間が掛かりそうと言われて、文句を言われたと勘違いしたのか、順也は凛々しい眉の端を下げてションボリしてしまう。
「あはははは・・・ち、違うけれど、ちょっと乱暴かな?」
 上手いか、下手かといえば、可哀想だけれど間違いなく下手寄りなのだが、そんな本当の事を言っても意味は無いので、西原は笑って誤魔化した。
「乱暴?」
「うん、あのね、こういう事には一寸コツがあるんだよ、順也はそれを知らないから、一生懸命に為り過ぎて乱暴になっちゃうんだよ」
「そうなのか?コツって何だ?」
「知りたい?」
「んんっ、知りたいぞっ!」
「うん、じゃあ教えてあげるからちょっとこっちに来て?」
 一体、自分は何を言っているのか?
 真面目な顔で見上げて来る順也を相手に喋りながら、西原は恥ずかしくて溜まらなくなる。
 まるでこれでは順也に向けて、下世話な猥談をしているのと変わりない。
 順也の前では、出来る限り頼りがいのある、完璧な恋人でいたい。
 そして、順也のまだまだ子供の部分が大勢を占めている純粋な心を、ずっと守って行きたい。
 日々それを目標に頑張っているのに、その総てを自ら台無しになっている気がして、情けなくて本気でこの世から消えてしまいたくなる。
 しかし、こうなったのも、順也との約束を軽んじてしまった自分の身から出た錆で、そのせいで順也にこれ以上無益でエッチな努力を強いる訳にはいかない。
 もうこのまま進むしかないと、西原は泣く泣く覚悟を決めた。

「あのね、順也にも俺にもココには誰でも凄く感じるポイントがあるんだよ」
「凄いなっ!何でそんな事知ってるんだ?西原?」
「あはははは・・、そりゃもう散々研究したからね」
 誰の雄にも感じるポイントはある。
 そんな西原のどうしようもなく下らない説明に、しかし順也はやたらに目をキラキラと輝かせて感心くれた。
「順也の一番の場所はココだよね、試しに触るよ?いい?」
 そんな眩しすぎる順也の笑顔を前にして、西原はもう完全にヤケクソになってそう言って、横に座る順也の雄の印に手を伸ばす。
 すると順也は素直に頷いて、抵抗せずに西原の手を受け入れてくれるのだった。
「んっ、いいぞっ・・・・ふぁ・・ぁ・・・・」
「だから、ここをこうやって強く撫でると・・・」
「・・んんっ・・・やぁ・・やぁぁぁ・・・・っ」
「順也は簡単にイッちゃうでしょう?」
「んん・・・はぁ・・・本当だぞ、俺、自分の事なのに知らなかったぞ・・これが西原にもあるのか?」
「う〜・・・あるよ」
「んんっ!そんな便利な場所があるなら、早く教えてくれよなっ!」
 もしかしたらこの実践に感じて、このままエッチの続きをしたがってくれるかもしれない。
 一心不乱に舐めているうちに感じてしまったのか、透明な雫を浮かべてピンと立ち上がっている順也の雄を撫でながら、往生際悪く西原はそんな淡い期待を抱いていた。
「頑張って舐めるぞっっ、西原のは何処だ?もったいぶらないで教えてくれよなっ」
 だけれど、順也は俄然やる気を出したようでさっさとベッドから飛び降り、教えを請うように西原の脚の間にピシリと正座をしてみせるのだった。

 今は何も分かってないからいいけれど、そのうち順也が大人になって、今晩の事を思い出したらどう思うだろう?
 きっと物凄い勢いで引くんだろうなぁ・・・
そんな男と何で付き合っていたんだろうとか、真面目に後悔されたりして・・・
 例えば、10年後、真面目で知性的な現在の智也に良く似た姿に育っているであろう大人の順也に向けて、今と同じ話しをすると考えると、西原は絶望で頭がクラクラする。
―――お願いだから、10年後に思い出して俺を振らないでぇぇぇぇ
 しかし、嘆いていても状況が変わる筈もなく、西原は心中で半分悲鳴の様な絶叫を上げながら、自分の雄の一箇所を指差し、
「全部口の中に入れちゃわないで、ここの場所を優しく舐めてね」
 恥ずかしいやら情けないやらで、つい小さくなってしまう声でそう言った。



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2008.06.30(07:27)|hanging gardensコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
―――工程1・消毒
 手と足をベッドの枠に縛られて動けない俺の枕元に腰掛けて、ユウキが俺の頭をずっと優しく撫でてくれる。
 ユウキが傍にいてくれる安心感と、ユウキの長くて綺麗な指が髪の毛を梳いてくれる心地良さに俺がボンヤリとしていると、
「少し冷たいですよ」
 リィンさんがそう言って、検査着が捲り上げられて剥き出しの俺の雄自身にヒンヤリとした何かを擦りつけた。
 見るとそれはピンセットに挟んだ丸い脱脂綿で、それは黄色い液体でヒタヒタに濡れていて、その液体で濡れた場所は黄色くなって、しかも空気に触れるとやたらとスースーとした。
 声が少しくぐもっていると思ったら、リィンさんも、その横に居るケント君も、何時の間にか大きな白いマスクをしていて、リィンさんは長い真っ直ぐな黒髪を後ろで一つに縛っている。
「あっ・・・」
「驚きますよね、スミマセン、昔、小姓をしていた頃に主人だった男に付けられた傷なんんです、でもこうして縛っておかないと、ジュンヤさんの身体に髪が触れて不衛生になるので我慢してください」
 そう言ったリィンさんの顔には、今まで髪の毛で隠れていた右の額から頬にかけて、焼け爛れたような赤黒い傷痕がある。
 俺はビックリしたけれど、別に嫌では無なくて、それよりもその傷が酷く痛々しくて心配だったので、
「もう痛くないのか?」
 と言いながら、ジッと整った顔に付いた大きな傷を見詰めた。
「大丈夫ですよ、心配して頂いてありがとうございます、お優しいんですね」
 すると、リィンさんは小さく笑ってそう返事をしてくれて、でも手は休まずに俺の雄の印とその周りを丁寧に消毒し続けた。
「はい、消毒は終わりですよ」
 そしてリィンさんがそう言い、ケント君が捧げ持っている銀色のお盆の上にピンセットを置いた時には、俺のその辺りは全部消毒液で黄色く染まっていた。



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2008.06.29(23:23)|LOVE RINGコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 いくら気にしていないとは言われても、鷹也の事を持ち出されるとぐうの音も出ない。
「じゃあ、また始めるぞっ」
「う・・・はい」
 なので西原は、順也の『出るまで舐める』宣言の後、また元通りにベッドの淵に腰掛けた。
「西原ぁ、俺、頑張るからなっ」
 すると順也は嬉しそうに愛くるしい笑顔でニコリと笑ってから、再び床に跪き、西原の脚の中心に顔を埋める。
 そして、アーンと口を開けて、大きくなり上を向いている西原の雄を、口一杯に頬張った。
 順也の愛らしい口の中はシットリと温かく柔らかで、それで包まれるのは決して不快でも嫌でもない。
 それどころか、このままいくらでも続けても貰ってもいい、気が遠くなる様な心地良さだ。
―――チュッ・・・クチュ・・・チュッ・・・
 懸命に舌を動かす順也の口から漏れる音は、酷く淫靡で、うっかりしていると理性を持っていかれそうになる。
 でも、気持ちは良いけれど、ただめくらめっぽうに舌を這わせているだけで、進んで弱い場所を攻めたりはしないので、はっきり言ってそこ止まりだった。
「・・んっ・・んっ・んんっ・・こほっ・・けほっ!」
「ああああっ」
 しかも、もう大丈夫だと言った割にはまた無理をして咽ったりして、西原は気が気ではなくて、そういう方向に気分を持っていく暇もなかった。

「あの・・順也」
「モゴガ?」
「口を離して返事して」
「何だ?」
 このままでは埒があかない。
 しばらく順也のしたいようにさせていた西原だったけれど、余りに状況に変化が無いので、思い切って口を開いた。
 順也は一度言ったら諦めないので、放っておいたら、西原が達するまで何時までも止めないだろう。
 でも、申し訳ないけれど順也のしてくれている事では、西原は、多分永遠に絶頂を迎える事は出来そうもない。
 と言うことは、二人はずっとこの状態のままということになる。
 文句を言えば天罰が下りそうな幸せな状況と言えなくもないけれど、でも何時までも順也にこんな事とさせていく訳にはいかない。
 ならば、何とかして『出す』方向に話を持っていくしかないだろう。
「あのね・・・このままじゃ時間が掛かりそうだから、ちょっと俺の言う通りにしてみてくれる?」
 なのでもう本当に、
『わぁぁぁぁっ、もう許してぇぇぇぇっっ!!』
 と叫びながら、マンションから走り去りたい位に不本意な気分になりながらも、西原は顔を上げてこちらを見て来る順也にそう言った。



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2008.06.29(13:44)|hanging gardensコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
「あのねっ、本当にもういいよっ、順也っ」
「んんっ!もっと舐めるぞっ!」
「駄目だよ、喉に詰まらせて咳してるのに、間違って怪我とかしたらどうするの?順也、喉が弱いんだから、そこから絶対に風邪引くよ?」
「今のはちょっと失敗しただけだぞっ、今度は大丈夫だから続けさせてくれよなっ!」
「続けるって、そんなの何時まで続けるつもり?」
「んんっ、そんなのは、西原が出すまでだぞっ!」
「出すっ?出すって、な・・っ何をっ?!」
「んん?んーと、何だっけ?・・あっ、そうだ、せいえ・・」
「わぁーーーーーーーっ!聞いてゴメンナサイッ!言わないでいいからぁっ!!」

 いきなり順也がとんでもない事を口走ろうとするので、西原は大慌てでその口を押さえた。
 やたらに熱心だと思ったら、そんな目標に向って頑張っていたのか。
 順也の企んでいた事を知って、西原は頭がクラクラとしてしまう。
「なっ、何でそんなことをしたいの?」
 どうしてそんな事をしようとするのか理由があるなら聞きたい、と言うか是非教えて欲しい。
切実にそう思い、そう聞いてから、西原はゆっくりと順也の口を塞いでしまっている手を恐る恐る外した。
 また、順也の口からさっきの続きの言葉が出たらと想像すると、思わずビクビクしてしまう。
 順也の口で舐めて貰っている間、その行為自体は気が遠くなるくらいに気持ちは良かったけれど、でも順也は大切な大切な西原の宝物なので、ずっと消えない罪悪感を感じてしまっていた。
 出来れば順也にはそんな事をして欲しくない。
 それが西原の本心だったけれど、でも可愛くても順也だって男だし、恋人の身体を思う存分に味わいたいと考える当然だろうと思うので、それが順也の望みならと今まで大人しく言う事を聞いていた。
 だけれど、順也の口で達してしまうなんて、そんな更に順也の存在を穢してしまいそうな事は、西原の身勝手な気持ちかもしれないけれど、出来る事なら絶対にしたくはない。

『俺だけじゃなくて、西原にも気持ちよくなって欲しいからだぞっ』
 きっと順也の答えは、そんな感じのことだろう。
 また自分だけが先に達してしまった事を気にしているだろう順也を、何と言って説き伏せようかと西原は身構えていたけれど、
「んん?だって、西原は全部俺のだろう?」
「え?うんっ、勿論そうだよ、俺の全部は順也だけのモノだよ?」
「でもな・・、全部俺のなのに、この前、鷹也さんにも触られちゃっただろう?」
「あっ・・うん、それは俺が悪かったよ、凄く反省してるから・・でも、やっぱりごめんね」
「別に謝らなくていいぞっ、俺はもう全然怒ってないから気にしないでくれよなっ、でもな、まだ何となく悔しいからオマエの事を押しちゃったりするだろう?」
「え?・・・うん・・そうだね」
「別にな、俺が手を縛れば問題ない気もするけれど・・・」
「いやっ、大問題だよっ!」
「んん、そうか?でもな、これだと俺もオマエに触れないし、それだとやっぱり困るだろう?だからな、もしかして鷹也さんが出来ない事を俺がしたら、その悔しいのが無くなるかと思ったから、ちょっと試してみたいだけだぞっ」
 しかし、思いも寄らない順也の答えに、西原は思わず唖然としてしまう。
「だからオマエが出すまで、試しに舐めさせてくれよなっ、なあ、西原ぁ、いいだろっ!?」
「た・・・試しに・・出るまで?」
 そして、真摯な表情で見上げてくる順也の小さな顔を、途方に暮れた気分で見返した。



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2008.06.28(08:55)|hanging gardensコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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