ケント君とリィンさんに言われて、俺は俺を入れる為の檻のようなベッドの上に攀じ登った。
上るのがちょっと大変な背に高いベッドに乗ってみると、敷かれているシーツの下は大きな板が敷かれているだけみたいで、もの凄く硬い感触だ。
「こっちが頭ですよ、足を伸ばして仰向けに寝てください」
しかも言われたとおりに寝てみると、敷いてある白いシーツも清潔だけれどゴワゴワと不快な肌触りで、寝心地が悪くて仕方が無い。
何時もユウキに抱き締めて貰って眠る、フカフカで柔らかい自分のベッドとは何もかもが大違いで、俺は無性に悲しくなってきてしまう。
「背中が痛いぞっ、フカフカのクッションが欲しいぞっ」
「すみません、身体をしっかり固定する為に仕方ないんです」
「少しの我慢ですよ、ジュンヤ様」
それでも、少しでも寝やすくなるように注文を付けてみるけれど、ケント君とリィンさんは困った様にそう言うだけで何もしてはくれなかった。
身体を固定するって何だろう?一体自分はどうなってしまうのだろう?
何もかもが不安で、ベッドの上で身体を固くしていると、
「ジュンヤさん、動くと測定値が狂いますからちょっと身体を固定しますよ」
「ジュンヤ様、少しきつく縛りますから、痛かったら言って下さい」
そう言った二人に、両手両脚と紐でベッドの柱に縛り付けられてしまい、俺はあっという間に首を振る以外の身動き出来なくされてしまうのだった。
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上るのがちょっと大変な背に高いベッドに乗ってみると、敷かれているシーツの下は大きな板が敷かれているだけみたいで、もの凄く硬い感触だ。
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「ジュンヤさん、動くと測定値が狂いますからちょっと身体を固定しますよ」
「ジュンヤ様、少しきつく縛りますから、痛かったら言って下さい」
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