リングの台座を埋め込む手術から2週間、俺は絶対安静だった。
手術をした場所が腫れて薬を飲んでも熱が下がらないし、ずっと全身がだるくて起き上がるがる事もできなかった。
それに、痛みのせいで良く寝むれないし、食欲も全然ない。
ずっとベッドの上から動けなかったけれど、でもそんなに辛くは無かった。
理由は、何時も王立商人の仕事で忙しいユウキが、ずっと傍にいてくれたからだ。
俺の着替えも、食事の世話も、薬を飲ませるのも、傷口の消毒も、汗で濡れた身体を拭くのも、全部、全部、ユウキがやってくれた。
そして、何時もは出掛けてしまうか、書斎でやっているユウキの仕事も、俺の枕元に机を置いて、全部そこでやってくれた。
時々、どうしてもなお客様が来た時だけ「直ぐに帰ってくるからね」と言って、客間に行ってしまうけれど、それも10分としないで帰って来てくれる。
「ユウキ様っ!幾ら何でも3日連続で国王陛下を呼び出すのは止めて下さいっ、しかもっ今日もこれで3度目ですよっっ、いい加減にしないとっ、そのうち本気で死刑になりますからねっ!!」
アレン・マリーさんに時々怒られていたけれど、でもユウキはずっと傍にいてくれて、それに俺のどんなお願いも聞いてくれた。
「ゆぅきぃ・・」
「えっ?ジュンヤ、どうしたの?喉が渇いた?それとも何か食べたい?もしかして暑い?それとも寒い?」
「んん・・、どれも違うぞっ、ずっと寝てて背中が痛いからまたさすってくれよな」
「あっ、うん、気がつかなくてゴメンね、今さすってあげるよ・・・はい、これでいい?」
「んん・・・気持ちがいいぞ、ずっとさすってくれよな」
「はいはい、ジュンヤがいいって言うまで続けるよ」
「それからな・・やっぱり喉が渇いたから、ジュースが飲みたいぞっ」
「はいはい、今、準備させるよ」
「ジュースはまた、ユウキのキスで飲ませてくれよなっ」
「はいはい、甘えん坊さんだね」
ずっと傍にいたいのに中々一緒に過ごせないユウキを独り占め出来て、それだけでリングを付ける事にして良かったと感じられる、本当に幸せな2週間だった。
「はい、診察終了です、ジュンヤ様、綺麗に傷口も塞がって、台座も上手く固定しましたね、今日から普通に生活して頂いてかまいませんよ」
そして、手術から一ヵ月後、俺の身体はすっかり元に戻った。
これまでも毎日診察に来てくれていたリィンさんにそう言って貰えて、
「良かったねっ!頑張って偉かったねっ、ジュンヤっ」
「おめでとうございますっ!ジュンヤ様っ」
「良かったですね、ジュンヤ様、はぁ・・やっとこれでユウキ様がお仕事をしてくださいます」
「にゃーーーっ!!」
ユウキも、ケント君も、アレン・マリーさんも、まっしろも、もの凄く喜んでくれた。
「良かった!本当に良かったねっ!ジュンヤッ」
「んんんっ!目が回るぞっ、ユウキィっっ」
「にゃーーーーっにゃーーーーっ」
特にユウキは喜んでくれて、俺を抱きしめて何度もクルクル回るので、俺と俺が抱いていたまっしろは、目が回ってフラフラになってしまった。
そしてその夜、ユウキは俺にもう出来てユウキの手元に届いていたラブリングを、俺に嵌めてくれた。
―――カチンッ
二人きりの寝室に、リングが台座に嵌る小さな音が、空気を震わせて響き消えていく。
「凄く綺麗だ、似合ってるよ、これで本当に俺だけのジュンヤだね」
一際大きな紅い石を中心に、沢山の宝石が散りばめられたリングとそれを着けた俺を、約束をしていた通りに、ユウキは沢山褒めてくれた。
これから、封印の刺青に合わせた彫刻をして、リングはもっと綺麗になるだろう。
やがて、沢山の賛辞とキスを貰った後に、俺はユウキと抱き合ってベッドに倒れ込んだ。
「んん・・・何だか、エッチはしたくないぞっ」
「ええっ!?どうしてっ?まだ何処か痛いのっ?!もしかして熱がある?」
「んん、違うぞっ、エッチをする時はリングを外さなくちゃいけないから、せっかく綺麗なのに、勿体無いからだぞっ!」
「えっ?あはは・・、じゃあ、今日は止めておく?」
「んんんっ!それも嫌だぞっ!」
「良かった・・俺も、そんなのは嫌だよ、一ヶ月我慢してたから今日は絶対にジュンヤが欲しい」
俺が我侭を言うと、ユウキはちょっと意地悪そうな顔になったけれど、直ぐに何時もの優しいユウキに戻って、
―――カチンッ
「俺の、ジュンヤ、一生大切にするからね」
そっとリングを外し、静かだけれど力強い声でそう囁いてから、まず台座に貫かれている、俺の雄の印を優しく口に含んだのだった。
一応、終了です。
前回、挫折しているので、とりあえずENDになってホッとした。
無念なのは全然エッチな展開にならなことですねっ(コラッ!)
この二人はまた続きが書きたいですっ、意外と直ぐに始まるかも?
その時は、お付き合い頂けると嬉しいです(><)ゞ
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手術をした場所が腫れて薬を飲んでも熱が下がらないし、ずっと全身がだるくて起き上がるがる事もできなかった。
それに、痛みのせいで良く寝むれないし、食欲も全然ない。
ずっとベッドの上から動けなかったけれど、でもそんなに辛くは無かった。
理由は、何時も王立商人の仕事で忙しいユウキが、ずっと傍にいてくれたからだ。
俺の着替えも、食事の世話も、薬を飲ませるのも、傷口の消毒も、汗で濡れた身体を拭くのも、全部、全部、ユウキがやってくれた。
そして、何時もは出掛けてしまうか、書斎でやっているユウキの仕事も、俺の枕元に机を置いて、全部そこでやってくれた。
時々、どうしてもなお客様が来た時だけ「直ぐに帰ってくるからね」と言って、客間に行ってしまうけれど、それも10分としないで帰って来てくれる。
「ユウキ様っ!幾ら何でも3日連続で国王陛下を呼び出すのは止めて下さいっ、しかもっ今日もこれで3度目ですよっっ、いい加減にしないとっ、そのうち本気で死刑になりますからねっ!!」
アレン・マリーさんに時々怒られていたけれど、でもユウキはずっと傍にいてくれて、それに俺のどんなお願いも聞いてくれた。
「ゆぅきぃ・・」
「えっ?ジュンヤ、どうしたの?喉が渇いた?それとも何か食べたい?もしかして暑い?それとも寒い?」
「んん・・、どれも違うぞっ、ずっと寝てて背中が痛いからまたさすってくれよな」
「あっ、うん、気がつかなくてゴメンね、今さすってあげるよ・・・はい、これでいい?」
「んん・・・気持ちがいいぞ、ずっとさすってくれよな」
「はいはい、ジュンヤがいいって言うまで続けるよ」
「それからな・・やっぱり喉が渇いたから、ジュースが飲みたいぞっ」
「はいはい、今、準備させるよ」
「ジュースはまた、ユウキのキスで飲ませてくれよなっ」
「はいはい、甘えん坊さんだね」
ずっと傍にいたいのに中々一緒に過ごせないユウキを独り占め出来て、それだけでリングを付ける事にして良かったと感じられる、本当に幸せな2週間だった。
「はい、診察終了です、ジュンヤ様、綺麗に傷口も塞がって、台座も上手く固定しましたね、今日から普通に生活して頂いてかまいませんよ」
そして、手術から一ヵ月後、俺の身体はすっかり元に戻った。
これまでも毎日診察に来てくれていたリィンさんにそう言って貰えて、
「良かったねっ!頑張って偉かったねっ、ジュンヤっ」
「おめでとうございますっ!ジュンヤ様っ」
「良かったですね、ジュンヤ様、はぁ・・やっとこれでユウキ様がお仕事をしてくださいます」
「にゃーーーっ!!」
ユウキも、ケント君も、アレン・マリーさんも、まっしろも、もの凄く喜んでくれた。
「良かった!本当に良かったねっ!ジュンヤッ」
「んんんっ!目が回るぞっ、ユウキィっっ」
「にゃーーーーっにゃーーーーっ」
特にユウキは喜んでくれて、俺を抱きしめて何度もクルクル回るので、俺と俺が抱いていたまっしろは、目が回ってフラフラになってしまった。
そしてその夜、ユウキは俺にもう出来てユウキの手元に届いていたラブリングを、俺に嵌めてくれた。
―――カチンッ
二人きりの寝室に、リングが台座に嵌る小さな音が、空気を震わせて響き消えていく。
「凄く綺麗だ、似合ってるよ、これで本当に俺だけのジュンヤだね」
一際大きな紅い石を中心に、沢山の宝石が散りばめられたリングとそれを着けた俺を、約束をしていた通りに、ユウキは沢山褒めてくれた。
これから、封印の刺青に合わせた彫刻をして、リングはもっと綺麗になるだろう。
やがて、沢山の賛辞とキスを貰った後に、俺はユウキと抱き合ってベッドに倒れ込んだ。
「んん・・・何だか、エッチはしたくないぞっ」
「ええっ!?どうしてっ?まだ何処か痛いのっ?!もしかして熱がある?」
「んん、違うぞっ、エッチをする時はリングを外さなくちゃいけないから、せっかく綺麗なのに、勿体無いからだぞっ!」
「えっ?あはは・・、じゃあ、今日は止めておく?」
「んんんっ!それも嫌だぞっ!」
「良かった・・俺も、そんなのは嫌だよ、一ヶ月我慢してたから今日は絶対にジュンヤが欲しい」
俺が我侭を言うと、ユウキはちょっと意地悪そうな顔になったけれど、直ぐに何時もの優しいユウキに戻って、
―――カチンッ
「俺の、ジュンヤ、一生大切にするからね」
そっとリングを外し、静かだけれど力強い声でそう囁いてから、まず台座に貫かれている、俺の雄の印を優しく口に含んだのだった。
一応、終了です。
前回、挫折しているので、とりあえずENDになってホッとした。
無念なのは全然エッチな展開にならなことですねっ(コラッ!)
この二人はまた続きが書きたいですっ、意外と直ぐに始まるかも?
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