西原&順也くんシリーズのブログです。 <登場人物> 西原 優希(さいばら ゆうき)日仏クォーター、才色兼備な中学2年の14歳。幼馴染の順也が大好き。 /鳳 順也(おおとり じゅんや)ちょっと小さいけれど、剣道チャンピオンのやっぱり14歳。綺麗で優しい西原が大好き。
夏水日記hanging gardens
> hanging gardens 15-3
『次はもっと別の格好でしてみてくれよなっ』
 順也からこのお願いをされるのは、実は今日もう2度目になる。
 順也の腕が背中にあるので、普通に西原が圧し掛かると、一番下敷きになる順也の腕が潰れてしまう。
 なのでそうならないよう、最初は順也を膝の上に抱いて、二人で同じ方向を向いて愛し合っていた。
 順也は西原に寄りかかり、西原は順也の太腿を持って抱えて、順也を揺すぶった。
 ちょっと窮屈だけれど、順也は軽いし、順也と一つになっている部分もキチンと繋がっているし、上手く行っていると西原は思っていた。
 でも、順也も気持ち良さそうにしていたのだけれど、2巡り終わった頃に、
「西原が見えないからこの格好は嫌だぞっ!」
 そう苦情を言われてしまった。
 なので考えて、今度は更に窮屈だけれど、二人で向き合わせになって繋がったら、また終わった今も同じ苦情を言われてしまう。
「でも、今のは向かい合わせだし見えてたでしょう?」
「背中ばっかりだぞっ!俺はオマエの顔が見たいんだぞっ」
 確かに向かい合わせではいたけれど、接点を確保する為に思い切り抱き締めあってしまっているので、順也からは肩に顔を埋めた視線から西原の背中を見下ろすことしか出来ないかもしれない。
「うううう・・・」
 しかし、そんな事を言われても、そんなに次々と都合の良い体位が思い浮かぶ筈もなくて、頭の中で自分と順也をパズルの様に組み合わせながら、西原は思い切り頭を抱えてしまった。

「順也、もの凄く眠そうだし、今日はもう寝た方がいいんじゃない?」
「別に眠くないぞっ」
「あっ、じゃあ、もう手を解こう?どうせいらないんだし、そうしたら何時もみたいに、向かい合わせで出来るよ」
「んんんっ!これは気に入ってるんだからこのままにしておいてくれよなっ!」
「何でそんなに気に入って・・・じ・・・じゃあ、こうは?」
 何を言っても順也が諦めてくれる様子がないので、西原は物凄い勢いで考える。
 テレビで見た事のある如何わしいホテルの鏡張りの部屋が羨ましくなるけれど、まさかそこに行く訳にもいかない。
 テスト勉強なんかよりもよっぽど真面目に考えた末に、西原は寝ている順也を起き上がらせて、代わりに自分がベッドに横になる。
「俺はこうしてるから、順也が上に乗って・・そうしたら俺が見えるでしょう?」
 そして、思いついてはみたけれど、余り気の進まない気分で、順也に向かい自分の腰を指差してみせた。



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2008.07.06(11:32)|hanging gardensコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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