「俺・・下手くそだったか?」
時間が掛かりそうと言われて、文句を言われたと勘違いしたのか、順也は凛々しい眉の端を下げてションボリしてしまう。
「あはははは・・・ち、違うけれど、ちょっと乱暴かな?」
上手いか、下手かといえば、可哀想だけれど間違いなく下手寄りなのだが、そんな本当の事を言っても意味は無いので、西原は笑って誤魔化した。
「乱暴?」
「うん、あのね、こういう事には一寸コツがあるんだよ、順也はそれを知らないから、一生懸命に為り過ぎて乱暴になっちゃうんだよ」
「そうなのか?コツって何だ?」
「知りたい?」
「んんっ、知りたいぞっ!」
「うん、じゃあ教えてあげるからちょっとこっちに来て?」
一体、自分は何を言っているのか?
真面目な顔で見上げて来る順也を相手に喋りながら、西原は恥ずかしくて溜まらなくなる。
まるでこれでは順也に向けて、下世話な猥談をしているのと変わりない。
順也の前では、出来る限り頼りがいのある、完璧な恋人でいたい。
そして、順也のまだまだ子供の部分が大勢を占めている純粋な心を、ずっと守って行きたい。
日々それを目標に頑張っているのに、その総てを自ら台無しになっている気がして、情けなくて本気でこの世から消えてしまいたくなる。
しかし、こうなったのも、順也との約束を軽んじてしまった自分の身から出た錆で、そのせいで順也にこれ以上無益でエッチな努力を強いる訳にはいかない。
もうこのまま進むしかないと、西原は泣く泣く覚悟を決めた。
「あのね、順也にも俺にもココには誰でも凄く感じるポイントがあるんだよ」
「凄いなっ!何でそんな事知ってるんだ?西原?」
「あはははは・・、そりゃもう散々研究したからね」
誰の雄にも感じるポイントはある。
そんな西原のどうしようもなく下らない説明に、しかし順也はやたらに目をキラキラと輝かせて感心くれた。
「順也の一番の場所はココだよね、試しに触るよ?いい?」
そんな眩しすぎる順也の笑顔を前にして、西原はもう完全にヤケクソになってそう言って、横に座る順也の雄の印に手を伸ばす。
すると順也は素直に頷いて、抵抗せずに西原の手を受け入れてくれるのだった。
「んっ、いいぞっ・・・・ふぁ・・ぁ・・・・」
「だから、ここをこうやって強く撫でると・・・」
「・・んんっ・・・やぁ・・やぁぁぁ・・・・っ」
「順也は簡単にイッちゃうでしょう?」
「んん・・・はぁ・・・本当だぞ、俺、自分の事なのに知らなかったぞ・・これが西原にもあるのか?」
「う〜・・・あるよ」
「んんっ!そんな便利な場所があるなら、早く教えてくれよなっ!」
もしかしたらこの実践に感じて、このままエッチの続きをしたがってくれるかもしれない。
一心不乱に舐めているうちに感じてしまったのか、透明な雫を浮かべてピンと立ち上がっている順也の雄を撫でながら、往生際悪く西原はそんな淡い期待を抱いていた。
「頑張って舐めるぞっっ、西原のは何処だ?もったいぶらないで教えてくれよなっ」
だけれど、順也は俄然やる気を出したようでさっさとベッドから飛び降り、教えを請うように西原の脚の間にピシリと正座をしてみせるのだった。
今は何も分かってないからいいけれど、そのうち順也が大人になって、今晩の事を思い出したらどう思うだろう?
きっと物凄い勢いで引くんだろうなぁ・・・
そんな男と何で付き合っていたんだろうとか、真面目に後悔されたりして・・・
例えば、10年後、真面目で知性的な現在の智也に良く似た姿に育っているであろう大人の順也に向けて、今と同じ話しをすると考えると、西原は絶望で頭がクラクラする。
―――お願いだから、10年後に思い出して俺を振らないでぇぇぇぇ
しかし、嘆いていても状況が変わる筈もなく、西原は心中で半分悲鳴の様な絶叫を上げながら、自分の雄の一箇所を指差し、
「全部口の中に入れちゃわないで、ここの場所を優しく舐めてね」
恥ずかしいやら情けないやらで、つい小さくなってしまう声でそう言った。
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時間が掛かりそうと言われて、文句を言われたと勘違いしたのか、順也は凛々しい眉の端を下げてションボリしてしまう。
「あはははは・・・ち、違うけれど、ちょっと乱暴かな?」
上手いか、下手かといえば、可哀想だけれど間違いなく下手寄りなのだが、そんな本当の事を言っても意味は無いので、西原は笑って誤魔化した。
「乱暴?」
「うん、あのね、こういう事には一寸コツがあるんだよ、順也はそれを知らないから、一生懸命に為り過ぎて乱暴になっちゃうんだよ」
「そうなのか?コツって何だ?」
「知りたい?」
「んんっ、知りたいぞっ!」
「うん、じゃあ教えてあげるからちょっとこっちに来て?」
一体、自分は何を言っているのか?
真面目な顔で見上げて来る順也を相手に喋りながら、西原は恥ずかしくて溜まらなくなる。
まるでこれでは順也に向けて、下世話な猥談をしているのと変わりない。
順也の前では、出来る限り頼りがいのある、完璧な恋人でいたい。
そして、順也のまだまだ子供の部分が大勢を占めている純粋な心を、ずっと守って行きたい。
日々それを目標に頑張っているのに、その総てを自ら台無しになっている気がして、情けなくて本気でこの世から消えてしまいたくなる。
しかし、こうなったのも、順也との約束を軽んじてしまった自分の身から出た錆で、そのせいで順也にこれ以上無益でエッチな努力を強いる訳にはいかない。
もうこのまま進むしかないと、西原は泣く泣く覚悟を決めた。
「あのね、順也にも俺にもココには誰でも凄く感じるポイントがあるんだよ」
「凄いなっ!何でそんな事知ってるんだ?西原?」
「あはははは・・、そりゃもう散々研究したからね」
誰の雄にも感じるポイントはある。
そんな西原のどうしようもなく下らない説明に、しかし順也はやたらに目をキラキラと輝かせて感心くれた。
「順也の一番の場所はココだよね、試しに触るよ?いい?」
そんな眩しすぎる順也の笑顔を前にして、西原はもう完全にヤケクソになってそう言って、横に座る順也の雄の印に手を伸ばす。
すると順也は素直に頷いて、抵抗せずに西原の手を受け入れてくれるのだった。
「んっ、いいぞっ・・・・ふぁ・・ぁ・・・・」
「だから、ここをこうやって強く撫でると・・・」
「・・んんっ・・・やぁ・・やぁぁぁ・・・・っ」
「順也は簡単にイッちゃうでしょう?」
「んん・・・はぁ・・・本当だぞ、俺、自分の事なのに知らなかったぞ・・これが西原にもあるのか?」
「う〜・・・あるよ」
「んんっ!そんな便利な場所があるなら、早く教えてくれよなっ!」
もしかしたらこの実践に感じて、このままエッチの続きをしたがってくれるかもしれない。
一心不乱に舐めているうちに感じてしまったのか、透明な雫を浮かべてピンと立ち上がっている順也の雄を撫でながら、往生際悪く西原はそんな淡い期待を抱いていた。
「頑張って舐めるぞっっ、西原のは何処だ?もったいぶらないで教えてくれよなっ」
だけれど、順也は俄然やる気を出したようでさっさとベッドから飛び降り、教えを請うように西原の脚の間にピシリと正座をしてみせるのだった。
今は何も分かってないからいいけれど、そのうち順也が大人になって、今晩の事を思い出したらどう思うだろう?
きっと物凄い勢いで引くんだろうなぁ・・・
そんな男と何で付き合っていたんだろうとか、真面目に後悔されたりして・・・
例えば、10年後、真面目で知性的な現在の智也に良く似た姿に育っているであろう大人の順也に向けて、今と同じ話しをすると考えると、西原は絶望で頭がクラクラする。
―――お願いだから、10年後に思い出して俺を振らないでぇぇぇぇ
しかし、嘆いていても状況が変わる筈もなく、西原は心中で半分悲鳴の様な絶叫を上げながら、自分の雄の一箇所を指差し、
「全部口の中に入れちゃわないで、ここの場所を優しく舐めてね」
恥ずかしいやら情けないやらで、つい小さくなってしまう声でそう言った。
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