場所・・・港
登場人物・・・大公爵の御曹司 西原優希
海の国の第3王子 順也(今は人間)
王のお抱え錬金術師 三都葉
「優希様、これから舟遊びですか?」
「あっ、これは三都葉殿、こんにちは、港でお会いするなんて珍しいですね、もしかして何か順也に御用ですか?」
「ええ、彼のご家族から手紙が来ていたので持ってきました」
「んんっ!兄さん達からかっ?何時もありがとうな、三都葉さんっ」
「いいえ、どういたしまして、今日もお元気そうですね、こちらでの生活で何か不自由な事はありませんか?」
「何も無いぞっ!優希は凄く優しいぞっ!」
「そうですか、それを聞いて安心しました」
「んっ、安心してくれよなっ、なぁ、優希ぃ、手紙読んででいいか?」
「勿論だよ、ここは日が強いから、先に船に乗って天蓋の下のソファで読んでおいで」
「んっ!」
「わぁっ!走らないでっ、橋げたから落ちるよっ」
「本当に順也君は元気そうですね、これならご家族にも良い連絡が出来ます、彼の自称お姉さんは恐い人で、順也君に何かあったら、私は何をされるか分からないんですよ」
「あっ・・・三都葉殿の魔術の兄弟弟子の方ですよね、三都葉殿の下で魔術を修行する筈の順也を俺の恋人にしてしまって、やっぱりまだ怒ってらっしゃいますか?」
「ええ・・・はは、そうですねぇ、その事事態はそうでも無いんですけれど、その、岩場でいきなりアレでしたので、優希様のご人格はまだ信用されていないみたいです」
「ううう・・・人格・・・すみません、夢の中で逢っただけだと思っていた片想いの相手が裸でいきなり抱きついてきたものですから、訳が分からなくなってしまって・・・まさか順也が魔術の修行中で、近くでご家族が見ているとは思いもしませんでした」
「近くというか・・・まあ、そうですね・・魔術で覗いていて声が掛けられるような位置でも無かったので、仕方無かったのですけれど・・・いきなりアレはちょっとアレでしたね、私も、どうしてもっと早く迎えに来なかったんだと、物凄い勢いで怒られました」
「ううううう・・・俺のせいですみませんでした」
「ははは、まぁ、もう済んだ事です、今の順也君が幸せならそれでいいと思いますよ」
「はい、ありがとうございます・・あの、私がご家族に書いた手紙に対する返事は、今回も無いのでしょうか?」
「それは、まだちょっと無いですねぇ」
「そうですか、また許して頂けないんですね」
「そうですねぇ・・、まぁ、アレを見られた後なので仕方ないでしょう、気長に頑張ってみてください」
「うううう・・気長に頑張ります」
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「んっ、安心してくれよなっ、なぁ、優希ぃ、手紙読んででいいか?」
「勿論だよ、ここは日が強いから、先に船に乗って天蓋の下のソファで読んでおいで」
「んっ!」
「わぁっ!走らないでっ、橋げたから落ちるよっ」
「本当に順也君は元気そうですね、これならご家族にも良い連絡が出来ます、彼の自称お姉さんは恐い人で、順也君に何かあったら、私は何をされるか分からないんですよ」
「あっ・・・三都葉殿の魔術の兄弟弟子の方ですよね、三都葉殿の下で魔術を修行する筈の順也を俺の恋人にしてしまって、やっぱりまだ怒ってらっしゃいますか?」
「ええ・・・はは、そうですねぇ、その事事態はそうでも無いんですけれど、その、岩場でいきなりアレでしたので、優希様のご人格はまだ信用されていないみたいです」
「ううう・・・人格・・・すみません、夢の中で逢っただけだと思っていた片想いの相手が裸でいきなり抱きついてきたものですから、訳が分からなくなってしまって・・・まさか順也が魔術の修行中で、近くでご家族が見ているとは思いもしませんでした」
「近くというか・・・まあ、そうですね・・魔術で覗いていて声が掛けられるような位置でも無かったので、仕方無かったのですけれど・・・いきなりアレはちょっとアレでしたね、私も、どうしてもっと早く迎えに来なかったんだと、物凄い勢いで怒られました」
「ううううう・・・俺のせいですみませんでした」
「ははは、まぁ、もう済んだ事です、今の順也君が幸せならそれでいいと思いますよ」
「はい、ありがとうございます・・あの、私がご家族に書いた手紙に対する返事は、今回も無いのでしょうか?」
「それは、まだちょっと無いですねぇ」
「そうですか、また許して頂けないんですね」
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